Home > 業界
業界
LCC初めての夏(3) 海外では旅行形態が変化
本格就航から半年経ったが、国内LCCの効果は未だ推し量れない面も少なくない。そうしたなか、公益財団法人日本交通公社が大阪市内で行ったセミナーでLCCが旅行市場にもたらす効果が俎上にのぼった。ライフスタイルをも変える存在
セミナーではLCC先進地域の動向から今後の旅行市場を占った...
LCC初めての夏(2) JTB西日本、ツアーも好評
ではLCC効果はどこで見られるだろうか。JTB西日本がジェットスター・ジャパンの就航を記念して、旅物語ブランドで売り出した「北海道優雅な休日4日間」。ジェットスター・ジャパンが関空―札幌に就航すると同時に8月24日、26日、30日の3日間に出発日を限定し実施した。「客の反応がいい...
LCC初めての夏(1) 半年で60万人突破、好調さ背景に増便も
LCC(格安航空会社)元年の今年、関西空港を拠点に3月から就航したピーチ・アビエーションは半年間の搭乗客数は60万人を突破し、平均搭乗率も79%と当初見込みを上回った。初めて迎えた夏の旅行シーズンは、国内線のお盆期間の利用率で94・3%に達した。航空代金の安さにひかれ初めて飛行機...
限界集落株式会社
この本、結構売れているらしい。タイトルは硬いが、表紙はイラストで明るい。その雰囲気で思わず手にとってしまいそうだ。ガイド本や学術書などなど、観光関連の本はどんどん出ているが文芸書にもその波は来たのだろう。有川浩さんの「県庁おもてなし課」もベストセラーだった...
訪日外客、7月としては過去第2位を記録
日本政府観光局(JNTO)はこのほど、7月の出入国統計(推計値)をまとめた。訪日外客数は東日本大震災前の2010年同月比で3・8%減の84万5千人だった。前月の6月に震災後初めて震災前の水準を上回ったが再び減少に転じた。しかし、7月としては10年7月に次いで過去2番目に多い訪日客...
OCATに旅行業団体が集結 ANTA大阪府支部やオーサカ・ゼンリョも移転
全国旅行業協会大阪府支部(永野末光支部長)と株式会社オーサカ・ゼンリョ(吉村実社長)の事務所が移転する。移転先は、大阪市浪速区の大阪シティエアターミナル(OCAT)4F。OCAT4FにはJATA関西支部、協同組合大阪府旅行業協会(OATA)がすでにあり、大阪の主要旅行業団体がすべ...
みなとまち・新潟市で ゆったりアート旅 開港都市にいがた水と土の芸術祭2012
新潟市内各地で「水と土の芸術祭」が開催されている。信濃川と阿賀野川という2つの大河に囲まれ、水と土に育まれた同市の暮らしや文化、風景などの資源をアートで掘り起こし、その魅力を次世代に伝えていく祭典で2回目の開催。「転換点」がテーマの今回は、国内外59作家による66作品が新潟港の「...
「宗教と観光」とは― ものがたり観光行動学会が参加者募集
「宗教と観光」。洋の東西、時代の古今を問わず、この両者がたいへん密接なつながりを持っているのは想像に難くない。折りしも来年2013年には、伊勢神宮が20年に一度の遷宮を迎え、出雲大社も60年に一度の遷宮だ。世情がゴタゴタする今こそ、現代の最新の知見と、古来宗教も異文化も広く受け入...
業界浮上のカギ見出す じゃらん宿泊旅行調査から(4)
都道府県別の旅行実態も見てみよう。延べ宿泊旅行者数は東北や関東をはじめ東日本は軒並み数値を落としたが、九州新幹線全線開業効果で九州は前年より109万人増とほぼ"一人勝ち"。全体的に西高東低だが、中四国、沖縄が減少したのは九州へ旅行者が流れた影響だろうか。九州筆頭に"西高東低"
...
業界浮上のカギ見出す じゃらん宿泊旅行調査から(3)
また、旅行手配の方法にも注目したい。年々高まる個人手配比率は同0・7%増の89・3%とほぼ9割に。これを踏まえ、横山さんはセミナーに出席した自治体観光担当者らに「個人に合わせた商品展開は難しいが、ニッチな商品が求められる流れになってきている以上、個人のニーズをくんだ努力をせざるを...