JR四国が今年度商品アピール(2) 来春DCへ各県・市首長が意欲
トップセールスでは、徳島県の飯泉知事が様々な特典のあるクーポンとスタンプラリー機能が付いた「踊る宝島パスポート」を紹介。「パスポートはかつて徳島県だった淡路島でも使用可能です。『淡路島カモーン』」と汎用性をアピールした。高知県の尾﨑知事は「今年のゴールデンウイーク期間の海洋堂ホビー館は対前年20%増の来館者数でした。累積では30万人です。奇跡のような話でした。自然の資源を生かしてこれから高知県も進化してまいります」と語った。
ビデオレターで登場した香川県の浜田知事は、瀬戸内国際芸術祭2016について「たいへん好評だった春期が終わったところです。新たに食プロジェクトや地域文化交流にも力を入れており、夏、秋期はさらに内容を充実して開催します」。
トリを務めた松山市の野志克仁市長は、道後温泉の昨年の宿泊者数が過去15年で最高の約94万人(速報値)だったことを報告。「四国DCのDは道後の『D』、Cはキャッスル松山の『C』です。これは私なりの決意です。株式会社松山市もみなさんのためにこれからも挑戦します」。
意見交換会では、泉社長の「観光は、次の日本を支えるための一大産業にするという動きが高まっています。良い意味で競争が激しく、国内でも行くところがたくさんあります。四国もたまには忘れずに送客ください」に続き、四国ツーリスム創造機構の松田清宏会長は「けっして期待を裏切らない覚悟でおります。満足感をもって四国にたくさん送客ください」と、2人そろって笑いをとっていた。
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