断食守るかメダルか、ラマダン中の五輪に悩むイスラム選手
今週末に開幕するロンドン五輪。世界各国からトップアスリートが集まり、26の競技で戦いを繰り広げる。しかし、なかには参加競技とは別の「戦い」を強いられている選手もいる。イスラム教のラマダン(断食月)だ。 アラブ首長国連邦(UAE)から参加する柔道のヘミード・ドリエ選手(19)は大会期間中は宗教上の禁を破るつもりだと打ち明けた。「私たちがどれほど罪深くても、アラーの神は慈悲に満ち、あわれみ深い」...
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