拉致した少女を自爆犯に 生還者が語るボコ・ハラムの新戦法
「自爆したい者は」と尋ねる男たちに、先を争って手を挙げる少女たち――。ナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム」から逃れてきた16歳の少女、ファティさん(仮名)が語るのは、恐怖に支配された異常な日々の記憶だ。
ファティさんが住んでいたナイジェリア北東部の村は2014年、ボコ・ハラムに襲われた。銃を持った男たちが未来の「夫」と称し、村の少女たちを連れ去った。ファティさんの両親はこれより前、2人の...
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