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駒ヶ岳に残る真田家の足跡 長野県駒ヶ根市

駒ヶ岳に残る真田家の足跡 長野県駒ヶ根市
長野県駒ヶ根観光協会の竹村章さんと宇佐美誠さん、中央アルプス観光大阪営業所の澤村大樹さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地が市内にあることを紹介した。明治時代刊行の「日本史蹟大阪陣」後編に、こう記されている。「信州駒ヶ岳の大弐坊(だいにぼう)とは我事なり、我れと思はんものは、駆け合はせて首を取れや(中略)...。我れは信州上穂十一騎の一人何某なり、と名乗り掛け(略)」。 上穂十一騎は、駒ヶ根一帯を治めていた千村氏の家臣11人で、大坂冬の陣では真田幸村にくみし多くの武功をあげた。夏の陣でも奮闘したものの戦死した。駒ヶ根の名刹光前寺に祠が残る。 竹村さんは「十一騎の一人、北村政明の子孫は今も駒ヶ根市にお住まいで、立派なお屋敷があります。大弐坊は、道明寺の戦いの講談にも登場するのですが、謎の多い人物で記録を探しているところです」。 十一騎をまつる光前寺の御開帳は今年、4月9日―5月8日に行われる。大正琴の演奏や4月20日前後に見ごろを迎える枝垂桜のライトアップなども行われる。 宇佐美さんは「今年は、早太郎温泉郷が開湯20周年を迎えます。皆様に感謝の気持ちを込めたイベントを予定しています」。 長野県駒ヶ根市の皆さん
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