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国内旅行DIはやや下落し9に JATA12月期旅行市場動向調査

国内旅行DIはやや下落し9に JATA12月期旅行市場動向調査
日本旅行業協会(JATA)の2015年12月期(10―12月)旅行市場動向調査の結果によると、国内旅行の景気動向指数(DI)は9で前期(7―9月)より7ポイント下落した。海外旅行はマイナス40とこちらも前期より2ポイント下落した。国内、海外とも9月期の見通しを下回り、期待ほど振るわなかった。国内旅行DIは全エリアで上昇。京阪神が4ポイント上昇して26になったほか、北陸19、東京9、近畿7がプラスを維持した。北海道は26ポイント下落のマイナス13と大きく数字を落とした。旅行会社からは「北陸は好調だが、北海道は貸切バス代金の高騰で苦戦。新幹線開業を見据え、買い控え傾向」という声があがっている。 国内の次期(1―3月)DIは、京阪神や北陸や沖縄、東京で好調を維持するものの、6ポイント下落して3と見通す。 一方、海外旅行は総合旅行会社、ホールセラー、リテーラーいずれもが振るわず、低迷が続く。韓国、アジア方面が回復傾向にあるものの、全体的に下落。次期DIの見通しはハワイやオセアニアは堅調ながらヨーロッパは下落と見込まれ、1ポイント上昇してマイナス39。 調査は4半期ごとに実施。今回はJATA会員299社が回答した。
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