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奈良県野迫川村の観光まちづくり 近畿観光アド会議が現地視察

奈良県野迫川村の観光まちづくり 近畿観光アド会議が現地視察
マーケティングや旅行商品化の観点から地域への助言、アドバイスを行う近畿観光まちづくりアドバイザリー会議(吉兼秀夫座長)はこのほど、2015年度の重点支援地域に選んだ奈良県野迫川村を視察した。野迫川村は高野山の南側、和歌山県と県境を接する人口450人あまりの山村。アドバイザリー会議の委員は、旅行会社や観光関連団体の属するプロだが、そのほどんどが「初めて聞いた」「行ったことはない」。 野迫川村への道のりは険しい。細い道をくねくねとたどり、ようやく村に入る。村の中は集落がある場所だけでも、標高400メートルから1千メートルの高低差がある。村内を走る公共交通も限られ、乗合バスが1日数本しか運行していない。 村内では、氷点下十数度になる冬の寒さを利用し昔ながらの製法で凍り豆腐、高野豆腐を作る高野豆腐伝承館、年間10トンほどのアマゴを集落で育て出荷している大股養殖場、村を縦断する熊野古道小辺路などを見学。 視察した高野豆腐伝承館で豆腐を試食 野迫川村の角谷喜一郎村長をはじめ村の関係者と行った意見交換では、村側から「村がほとんど知られていない。どう発信すればいいか」とアドバイスを求められた。 会議では来年3月までに野迫川村の観光まちづくりへの提案をまとめ、村へ具体策を示せるよう計画している。
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