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ロケから入り観光へ至る(3) 住民参加と人材育成で"ふるさとのこし"

ロケから入り観光へ至る(3) 住民参加と人材育成で"ふるさとのこし"
国際空港があるものの通過都市だった千葉県成田市をロケ誘致を通じブランド化しようと結成された「空援隊」。テレビドラマ「孤独のグルメ」に登場したことを機に、わさび丼の聖地を目指し会社まで設立した静岡県河津町の「河津わさびで泣かせ隊」など、藤崎さんは各地で進む意欲的な取り組みを紹介した。「観光資源がなくても観光地になれる」 これらのまちに共通しているのは、住民の誇りと効果的なプロモーションをロケツーリズムで結びつけ、さらにはご当地グルメを通じて経済効果を得られるシステムを作ったことだ。藤崎さんはそれを「住民参加と人材育成によるふるさとのこしです」とした。 セミナーで講師も務めた観光庁ニューツーリズム推進官の大岡秀哉さんはロケツーリズムをこう評した。 「観光資源がなくても観光地になれる。これはイベントや大会などを生かすスポーツツーリズムと、ロケ地を活用するロケツーリズムだけです」 地域活性化にロケツーリズムが持つ可能性の大きさを説いた。 高知県安芸市の岩崎弥太郎生家。大河ドラマ後も多くの人が訪れている (トラベルニュースat 15年11月25日号) →ロケから入り観光へ至る(1) ロケツーリズムが目指すものに戻る 1 | 2 | 3
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