OPEC、減産見送り 加盟国間の溝深く
石油輸出国機構(OPEC)がウィーンで開いていた総会で、加盟各国は4日、原油の生産目標の設定を見送った。供給過剰による価格下落への対応が焦点だったが、各国間の対立を露呈した。
7時間に及んだ総会での合意見送りで、日量3000万バレルの生産量を実質的に維持する形となった。実際の日量は3150万バレルとみられる。
今回の見送りや生産量決定をめぐる報道の錯綜(さくそう)を受け、原油価格は1バレル42...
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