深山幽谷の大歩危祖谷へ(2) 五感で味わう秘境
祖谷のランドマーク「かずら橋」で14メートル下の水面を見ないように45メートルを渡りきり、谷底まで200メートルの絶壁の際でクールにたたずむ「小便小僧像」に感嘆。「ありのままの姿が外国人に人気」
加えて、約250年前に建てられた武家屋敷旧喜多家でいただいた鹿肉の天ぷらやアメゴの塩焼き、ホテル祖谷温泉でのコンニャクやじゃがいもの串刺しを味噌ダレにつけて焼くでこまわしなど、祖谷料理は郷土色豊か。五感で秘境を味わった。
大歩危エリアでは、ミニラフティングに挑戦。「水量が安定していて快適」(大歩危観光の西村太さん)という。その後、遊覧船にも乗って吉野川を下った。
秘境の旅を企画・案内したそらの郷の出尾宏二事務局次長は「何とかがんばろうと観光に力を入れている地域ですが、ありのままの姿が外国人にも人気なのです。パンフレットでは言い表せません。ぜひ直接見に来てください」。
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