信州千曲ブランド 東京で食の魅力アピール
長野県千曲市はこのほど、東京の銀座NAGANOに都内のメディア関係者を招き、姨捨の棚田で生産される棚田米や棚田米を使った地酒、特産品の杏やアユの甘露煮をふるまいながら、食を中心とする千曲市ブランドの魅力をアピールした。千曲市の鹿田敦己・観光ブランド戦略担当部長は「今日はまず、みなさんにおいしい生の杏を食べていただきたい。日本全国でも果物狩りとして杏狩りができるのは千曲市だけです」などと勧めた。
また、戸倉上山田温泉旅館組合連合会の若林正樹会長(上山田ホテル)は「今年の善光寺御開帳(長野市)で、多くのゲストに当地を宿泊利用いただきました」と感謝の気持ちを示しながら、着地型ツアーとして温泉街発着の姨捨夜景ツアーが人気を博していることや、来年の大河ドラマ「真田丸」による集客効果に期待を示した。
特に、真田丸については「上杉家から真田幸村に、戸倉上山田温泉や千曲川を見下ろす荒砥城など千曲市の一部が領地として与えられたとされるなど縁があります」と力を込め、来年に向けて真田丸関連の観光プランづくりにも意欲を見せ、メディアに対し戸倉上山田温泉の情報発信に協力を要請した。