「世界の富豪」サイト、24日は大荒れ
似顔絵がかわいい。 毎年3月くらいになると「世界長者番付」なんていうのが発表されますよね。およそ想像もつかない数字を見るたびに「はぁ…世の中にはスゴイ人がいるのね」なんて思わされるわけですが、それが毎日更新されるサイトがあるってご存知でした? ブルームバーグのサイト内にある「Bloomberg Billionaires」がそれで、資産価値の上下により、順位が毎日規則正しく更新されるんです。 ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットなどのおなじみの顔ぶれに加え、ZARAの創業者で学歴は中卒というアマンシオ・オルテガ。一時は世界一の資産価値を誇った、メキシコの通信を牛耳るカルロス・スリム。中国の不動産王で元役人、王健林などが名を連ねています。日本人では、こちらも常連の柳井正さんがトップのようですね。 このサイトのスゴイところは、その分析力。たとえば、資産は現金なのか株式なのか。遺産なのか、自力で稼いだのかなど、こと細かく調べることができます。作った人のお金への執念も、なかなかのものですね。 また、主に中国の株安を発端にして先日発生した世界同時株安、および為替レートの乱高下により、ビリオネアたちの資産も大きな影響を受けていました。 フォーチュン誌の記事によれば、24日の月曜日だけで、12人の富豪たちが10億ドル(約1190億円)を失ったとのこと。ビル・ゲイツに至っては、なんと約3800億円にも及ぶそうです。 ただ彼の場合は総資産が約9兆円ですので、仮に100万円に換算すると、約4万円なくしたに過ぎないのですが…。 いや、4万円でかいよね、うん…。 source: FORTUNE via Bloomberg (渡邊徹則)