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都心の大雨、直前予測の技術開発へ

都心の大雨、直前予測の技術開発へ
気象庁は27日、2016年度予算概算要求で、局地的な大雨の対策として、東京23区に積乱雲の発達を捉える水蒸気観測網を構築する予算1億円を盛り込んだと発表した。オリンピックが開かれる20年度までに直前予測技術を開発することを目指す。 さらに、集中豪雨の予測精度を向上させるため、高知と長崎、熊本、宮崎、鹿児島各県の計5カ所にレーザー光線による水蒸気観測装置を設置するほか、フェリーなど定期航路の船舶12隻に別方式の水蒸気観測装置を搭載する予算として8億6200万円を計上した。 近年、局地的な大雨が激しくなり、大都市で発生した場合は死傷者が出たり、交通の混乱が長引いたりする事態が想定される。大気中の水蒸気が増えると、全地球測位システム(GPS)の電波の伝わる速度が遅くなることが分かっており、逆に電波の遅れ具合から大雨をもたらす積乱雲の発生、発達を捉えることができる。 気象庁は16年度に東京23区にGPSなどの衛星電波受信装置を3~5キロ間隔で計64カ所設置する。積乱雲の水蒸気と雨量の観測データを突き合わせ、大雨の直前予測技術を開発する。 ...
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