日本遺産「三徳山と三朝温泉」を学ぶ 鳥取県、9月から東京・大阪で連続講座
鳥取県は三朝町の三徳山と三朝温泉が文化庁から「日本遺産」に認定されたことを受け、9、10月、東京と大阪で連続講座を開講する。県が誇る地域資源"日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉"の魅力を広く伝えていく。連続講座「六根清浄と六感治癒の地『三徳山・三朝温泉』の真実」は全3回の開講。第1回は「三徳山に残る修験道建築」「三朝温泉のまち並み探訪」で大阪が9月5日、東京が同6日、第2回は「三徳山が伝える悠久の歴史 三仏寺の寺宝が語る」「世界屈指のラドン泉、三朝温泉の魅力」で大阪が同18日、東京が同19日に実施する。
最終回の第3回は10月24日、大阪会場で金峯山寺長臈の田中利典さんが「修験道と、その聖地の魅力」と題して基調講演。「国宝を旅する~その魅力と楽しみ方」「鳥取で感じた『裏が、幸せ。』」といった旅の魅力に関する講座も行う。
会場は大阪が大阪市中央区の大阪歴史博物館、東京が中央区の三井記念美術館。
入場は無料。受講者には抽選で三朝温泉ペア宿泊券などが当たる。受講者を現在募集しており、第1回の締め切りは8月28日。
申し込みなど詳しくは、県教育委員会事務局文化財課ウェブサイト(http://www.pref.tottori.lg.jp/222725.htm)へ。