パークで見た"夢"が続くホテル 東急ホテルズがUSJに開業(1)
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の目前に8月1日、「ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がオープンした。メインゲートから徒歩1分に立地し「パークで見た夢の続きを...」をコンセプトに掲げ、内外観ともにUSJとの連続性を意識した。ホテルは28階建て。4―28階に全598室の客室、3階がエントランスやロビー、フロントなどパブリックスペース、1―2階はバス3台と普通車95台を収容する駐車場になっている。東急ホテルズが運営する。
7月15日のマスコミ向け内覧会で、東急ホテルズ事業戦略部の武井隆部長は「ホテルから80メートルでパーク、一番近いホテルになる。パークで見た夢の続きを大切に、日常空間ではなくパークの空間をそのままにした。ラグジュアリーホテルでも、シティホテルでもない、アメリカ大陸を旅行する感じ」とホテルのねらいを伝えた。
ホテルの設計施工は清水建設で、中心を担ったのはUSJのハリー・ポッター施設を設計したのと同じ担当者だという。
パーク側のエントランスはロサンゼルス、JRユニバーサルポート駅側はニューヨークをイメージし、前者は女神を後者はグリフィンを守り神として玄関に配し異空間への導入を演出する。オフィシャルホテルで初の「ユニバーサル・グローブ」をロビーに配し、ジョン・F・ケネディ国際空港の滑走路を見立てた通路、タイムマシンをイメージしたエレベーターなど趣向を凝らした。
ロサンゼルスをイメージしたパーク側エントランス
ロビーに配した「ユニバーサル・グローブ」
→パークで見た"夢"が続くホテル 東急ホテルズがUSJに開業(2)に続く
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