パークで見た"夢"が続くホテル 東急ホテルズがUSJに開業(2)
客室はフロアごとに、1920年代のボストン、60年代のカリフォルニアなど時代・地域別に6タイプに分けた。2段ベッドの部屋や和室もある。高層階はラグジュアリーフロアとして、大きな窓からUSJを一望するバスルームを設置。特に28階のザ・パーク・フロントルームは長さが約3メートルのバスタブを備える。4―7階は修学旅行などにも対応する。
アメリカ南部がコンセプトの客室
高層階のバスルームからはUSJを一望
3階のレストランはハワイ風で300席。ブッフェダイニングで、チョコレートマウンテンやオープンキッチンが売り。200人ほど収容でき会議などに使える多機能ルームもある。
また、3階には関西初出店のピザ、フローズンヨーグルト、アートキャンディーなど6つのテナントが入居する。いずれもアメリカをイメージした店構えだ。6店舗はホテルに先駆け7月22日にオープンした。
同ホテルは、USJ開業以来空き地のままだった大阪市の未利用地を開発。民間企業のコンペを経て、13年秋に5番目のオフィシャルホテルとして着工した。
宿泊料金は1泊1万2千円―2万円ほど。「90%以上の稼働を維持したい」(武井部長)と、国内外からの観光客の増加や市内のホテル不足を背景に強気に見通す。
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