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第5回地旅大賞に日本ブライト旅行(1) 里山アートに焦点

第5回地旅大賞に日本ブライト旅行(1) 里山アートに焦点
全旅(中間幹夫社長)はこのほど、全国のANTA(全国旅行業協会)が企画造成した着地型の旅行商品・地旅(じたび)を表彰する「第5回地旅大賞」の受賞商品を発表した。大賞は、日本ブライト旅行(栃木県佐野市)の「アート街道66暮らし・まるごと展」が受賞した。地旅大賞は、ANTA会員が所在する地域間の交流を促し、経済効果を伴う地域活性化を図る旅行「地旅」を普及させるため、2009年度から実施している。今回は、40社102商品がエントリーした。 審査は(1)テーマや目的が明確(2)地域資源の保全に取り組んでいること(3)地元住民や地域の各種団体と協力して企画・造成されていること(4)地域の物産を生かし広く地域振興に貢献できることーなど地旅の定義を満たしているほか、2014年1年間の集客実績、14年4―12月のインターネットによる一般消費者の投票数を加味した。選考は、井門観光研究所の井門隆夫代表を委員長に、阪南大学国際観光学部の吉兼秀夫教授とまちづくり観光研究所の奥坊一広所長が委員としてあたった。 その結果、大賞のほか優秀賞2点、特別賞4点が選ばれた。 大賞の「アート街道66」は「里山にアトリエを展開する女性工芸作家たちのアート展だけでも魅力を感じるうえ、レンタサイクルや蕎麦の昼食を組み合わせ参加しやすいようにした点に『地旅』としてのプロ感を感じる」(井門委員長)と評価。他委員からもANTA会員からの送客実績を上げていることや、インバウンド対応の商品としても可能性があることが示された。 「アート街道66」の一風景 →第5回地旅大賞に日本ブライト旅行(2) 地域の価値を"編集"した旅に続く 1 | 2
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