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高知県、OATAと"協働" 組合員限定の説明会を初開催(1)

高知県、OATAと"協働" 組合員限定の説明会を初開催(1)
高知県観光コンベンション協会はこのほど、大阪市北区の大阪新阪急ホテルで2015年度高知県観光説明会を開いた。協同組合大阪府旅行業協会(OATA、徳原昌株理事長)の組合員約70人が出席した。これまでの観光説明会は大手旅行会社のみを対象にしてきたが、今回初めてOATA組合員だけで開催した。 狩野和典専務理事は「当県にとって関西からのお客様は重要で、OATAの皆様の力添えを賜りたい。今日は率直なご意見をいただき、魅力ある高知県観光をつくっていきたい」と話し、OATAと協働で開く会議の意義を強調した。 県観光振興部観光政策課の鈴木和典課長補佐は観光動向や観光キャンペーンについて説明した。 それによると、高知県の入込客数はNHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送された2010年の435万人をピークに11年388万人、12年384万人と減少傾向だったが、13年は407万人、14年401万人と盛り返しつつ推移している。 旅行後の来訪者の満足度調査では「地域ならではのおいしい食べ物が多かった」(じゃらん調べ)ことが評価されている。それに呼応し県では14年から、県民が観光客に勧めたい飲食店舗を選ぶ県民総選挙「高知家の食卓」を実施。今年度もパンフレットを作成し食の魅力を訴求、利用を呼びかけている。 鈴木課長補佐は、JRデスティネーションキャンペーンが四国4県で17年春に開催が決まったことや、文化庁の日本遺産に「四国遍路」が認定されたことを報告。12月23日まで室戸市や安芸市など東部エリアで開かれている高知家まるごと東部博、今年4月オープンした室戸世界ジオパークセンターを紹介した。 →高知県、OATAと"協働" 組合員限定の説明会を初開催(2)に続く 1 | 2
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