【ワインのこころ】NZで夢を実現させた若き日本人醸造家 青木冨美子
2012年6月、ニュージーランド(NZ)南島北東部の冷涼な産地、マールボロにある『フォリウム・ヴィンヤード』から、りんとしたスタイルのワインがデビューしました。ソーヴィニヨン・ブラン(SB)とピノ・ノワール(PN)で、樹齢9年のぶどうから造られるスタンダードと、樹齢16年からなるリザーヴの4アイテムがあります。畑の総面積が6ヘクタールで、ぶどうも厳選されているため、総生産本数は1万5800本と少なめですが、とても気になるワインです。