観光庁、広域周遊ルート計画7件を認定 北海道や関西など
観光庁は6月12日、訪日誘客、周遊を促すために実施している「広域観光周遊ルート形成促進事業」において、各地域から申請のあった「広域観光周遊ルート形成計画」7件を認定した。同事業は、複数の都道府県に点在する観光地をテーマ性やストーリー性に基づいてネットワーク化し、訪日旅行者の滞在日数に見合ったルートの形成を促進、海外へ積極的に発信しようというもの。一般社団法人日本貿易会の小林栄三会長を座長に、旅行業界、大学など多様な分野から委員を集めた「世界に誇れる広域観光周遊ルート検討委員会」で基本方針などを議論している。
今回認定されたルート・申請者は次の通り。
アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道(プライムロードひがし北・海・道推進協議会)▽日本の奥の院・東北探訪ルート(東北観光推進機構)▽昇龍道(中部広域観光推進協議会)▽美の伝説(関西広域連合、関西経済連合会、関西地域振興財団)▽せとうち・海の道(瀬戸内ブランド推進連合、瀬戸内観光ルート誘客促進協議会)▽スピリチュアルな島―四国遍路(四国ツーリズム創造機構)▽温泉アイランド九州 広域観光周遊ルート(九州観光推進機構)