美観地区でアフタヌーンティーを 倉敷で魅力創出新事業/岡山
岡山県・倉敷観光コンベンションビューローは7月10日―9月30日、白壁の町並みが特徴的な観光スポット・倉敷美観地区で、食をテーマにした新事業「倉敷アフタヌーンティー」を展開する。歴史風情溢れる空間で地元特産のフルーツを提供するなどして、美観地区観光の新たな魅力を創出する。同事業は美観地区一帯にある町家風建築や歴史的建造物を生かした飲食店で、桃やブドウといった地元岡山ならではの旬のフルーツを盛り込んだスイーツとドリンクを「倉敷アフタヌーンティー」として提供。昼間の観光から宿泊までの14―17時という比較的閑散とする時間帯に新しい魅力を生み出すことで、観光誘客や滞在時間の延長、宿泊客増加につなげようと企画した。
ターゲットは20―30代の女性。アフタヌーンティーとおしゃべりを美観地区ならではの歴史空間で楽しんでもらい、滞在時間の延長を促したい考えだ。
参加店舗は9店舗。アフタヌーンティーならではの器を2段重ね以上にして盛り付けたスイーツを各店オリジナルメニューとして用意する。
7月10日には倉敷アイビースクエア「アイボリーの間」でオープニングイベントも予定している。