野澤体制、5期目へ 新潟県旅ホ組合
新潟県旅館ホテル組合(野澤幸司理事長=湯田上温泉・ホテル小柳)はこのほど、上越市の大潟コミュニティプラザで2015年度総会を開いた。役員改選では野沢理事長が再選された。5期目のかじ取りを託された野澤理事長は「旅館組合発展のために努力します。しっかりした情報提供と組合の運営を心がけます」と意欲を新たにした。
また、4期8年を振り返り「全旅連では厚生部会長の立場で佐藤信幸会長を支えてきましたが、私自身も新潟県の役員と組合員に支えられ、組合改革などの成果もあげられ感謝しています。今期は全旅連の副会長(関東信越ブロック長)に就きます」と報告し、協力を求めた。
来賓からは、4期にわたり全旅連会長を務め、6月の総会で退任する佐藤会長が「NHK受信料問題、震災時の被災者受け入れ、固定資産税の見直しなど、全旅連会長として、少しは結果が残せたと思います。今後も耐震改修など、政治活動が重要な課題があります。一層の支援をお願いします」と要請した。会場を鵜の浜温泉のロイヤルホテル小林に移して開いた懇親会には花角英世新潟県副知事も出席した。
同組合では15年度、(1)地方創生型事業(2)大地の芸術祭との連携(3)ふるさと旅行券事業(4)旅館ホテルでの食物アレルギー対応の向上―などに取り組むことにしている。