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観光庁、「旅館経営教室」を開講 経営改善促進へネットで無料配信

観光庁、「旅館経営教室」を開講 経営改善促進へネットで無料配信
観光庁は5月26日、インターネット上で配信するオンライン講座「旅館経営教室」を開講した。旅館ホテルの経営改善の促進に向けた教育機会を創出するもので、経営者や従業員、宿泊業に関心を持つ人などに実践的なノウハウや知識習得の場を提供する。講座は大規模無料オンライン講座「MOOC」のサービス「gacco(ガッコ)」を利用。PCはもちろんタブレットやスマートフォンで時間、場所を問わず学習ができる。受講料も無料。 講師は一般社団法人サービス産業革新推進機構代表理事の内藤耕氏。講義は2テーマに分け、それぞれ1回10分程度の講義を10コマ分、計100分。週ごとに小テストを実施し、観光庁長官名で修了証も発行する。 5月26日配信の1週目のテーマは「サービス生産管理の方法」。生産性とは何か、生産性が高い現場の作業方法の設計を学ぶ。2週目は「現場スタッフの労務管理とパフォーマンス評価の方法」で6月9日配信。現場の実態に合った労務管理の仕組みの確立、現場スタッフの働きの財務的な評価への理解を深める。 掲示板も設け、受講の疑問や旅館経営の悩みを受講者間で議論、共有できる仕組みも導入した。 受講は旅館経営教室ページから事前登録が必要。URLはhttp://gacco.org/kankocho/。
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