日中韓交流3千万人(4) 実現へフォーラムで意欲語る
日中韓観光大臣会合と共同声明の発表を受けて、日中韓観光交流拡大フォーラムが日本政府観光局(JNTO)の主催で開催された。田川博己・JATA会長、張立軍・中国旅行社協会会長、梁武承・韓国旅行業協会会長らが、3国3千万人交流時代の実現に向けて意見を交換した。3国が官民一丸を約束
太田昭宏国土交通大臣、中国の李金早(リ・キンソウ)国家旅游局長、韓国の金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官も出席。
3氏は冒頭、日中韓観光大臣会合の成果を報告しながら、「世界の観光のなかでアジアが果たす役割は大きい。4年ぶりの観光大臣会合は日中韓観光交流の新時代の幕開けを告げるものだ」(太田国交相)、「ビジット・イースト・アジア・キャンペーンや、観光の品質向上などについて多くのコンセンサスを得ることができた。3国で情報の共有を図っていく」(李局長)、「3国の未来は明るいと確信した。東アジアの観光の成長に3国が寄与できると期待している」(金長官)と前向きなメッセージを発し、共同声明の実現に向けて官民一丸となった取り組みを約束した。
フォーラムでは3国の旅行業協会会長が観光交流拡大に向け意見を交わした
(トラベルニュースat 15年4月25日号)
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