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1歳の碧ちゃん 心臓移植求め渡航、容体安定し帰国「今日、この子は笑ってくれた。それなら明日も笑ってくれるだろう」

1歳の碧ちゃん 心臓移植求め渡航、容体安定し帰国「今日、この子は笑ってくれた。それなら明日も笑ってくれるだろう」
 脳死下の臓器提供を大幅に緩和した改正臓器移植法が17日で施行2年を迎える。15歳未満からの提供も可能になったが、これまでの実施例は2例。子供の命を救うため海外渡航の道を目指す現状も残る。拡張型心筋症の一種「左室緻密化障害」を患い、昨年11月にカナダに渡った東京都中野区の阪田碧(あおい)ちゃん(1)は現地で容体が安定し、先月、移植を受けず帰国した。渡航前と見違えるほど回復したが「何もかもうまくいった」ことは意味しない。そこには日本の小児移植医療が抱える問題も見えてくる。
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