今年も箱根・由布院・草津がトップ3 じゃらんRC人気温泉地ランキング
リクルートライフスタイル・じゃらんリサーチセンター(沢登次彦センター長)はこのほど、毎年恒例の「人気温泉地ランキング」の2015年版の投票結果をまとめた。旅行者が「もう一度行ってみたい」と感じる人気温泉地は1位が9年連続で箱根(神奈川)、2位由布院(大分)、3位草津(群馬)のトップ3が例年同様の高評価を受けた。トップ3の選択理由は交通の便や自然などバランス型の箱根、雰囲気の由布院、泉質の草津と各地の個性が光る。4位別府(大分)、5位登別(北海道)、6位道後(愛媛)と続き、トップ10の顔ぶれも昨年と変わらず。
目立ったところでは11位熱海、28位修善寺、45位伊東・宇佐美、46位下田といった静岡勢。軒並みランクを上げ、静岡人気の上昇ぶりが顕著だ。そのほか18位蔵王(山形)や20位白浜(和歌山)、23位白骨(長野)も大きくランクを上げた。
一度は行ってみたい「全国あこがれ温泉地ランキング」は今年も由布院が断トツの1位。2位は指宿(鹿児島)が昨年の4位から順位を上げた。指宿を選んだ理由は6割が「有名なので」。
満足度ランキングは総合温泉地部門で奥飛騨(岐阜)が満足者の割合96.0%で1位。2位は乳頭・水沢・田沢湖高原(秋田)、3位はわいた(熊本)となった。次いで山鹿・平山(熊本)、奥飛騨(岐阜)が入った。訪問者100人未満の秘湯部門は1位わいた、2位月岡(新潟)、3位堂ヶ島(静岡)がランクインした。
調査は宿泊予約サイト「じゃらんnet」の利用者を対象に昨年8―9月に行い、全国331温泉地から選択。回答数は1万2048人。