「おとな旅神戸」をANAセールスがツアー化(2)
神戸市観光コンベンション課観光交流事業担当係長の山田健一さんは、商品化にあたり「通常のおとな旅の売りの『特別感』を商品に反映するのが難しかった」と語る。通常版では神戸を愛する作家や編集者、料理人、老舗店主ら「市民アドバイザー」が企画やガイドしたり、イベント時のみの特別企画が売りだからだ。「アドバイザーの参加は難しいですが、地元の皆さんには北野ホテルの朝食やにしむら珈琲のコーヒー飲み比べなど今回のツアー独自の体験でご協力いただき、『特別感』を演出しました。12月期はルミナリエの時期にあわせたので見どころも十分」と山田さん。旅行会社商品に見合った高品質を実現できたと胸を張る。
今後は「今回のプランが商品としてどう評価されるかを見極めたい。その先の商品展開にはおとな旅ブランドと体制づくりが課題ですね」と先を見据えている。
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