定番ハワイ、ＵＳＪ大阪が人気　ＨＩＳの年末年始旅行動向

エイチ・アイ・エス（平林朗社長）は12月４日、年末年始（12月23日―１月３日）の旅行予約動向を発表した。海外旅行ではハワイやアジア、国内旅行では大阪、沖縄方面が人気を集めている。海外旅行では渡航者の多さで見ると、例年定番のハワイ・ホノルルが３年連続で１位に。航空券のみか航空券とホテルを組み合わせた自由旅行予約、パッケージツアーの分野別でもホノルルがトップだった。 渡航者数２位は台湾・台北、３位は韓国・ソウルと近場のアジア方面が入った。オーストラリア、フィリピンやタイの東南アジアのビーチなど温暖な地も好調だという。 出発日はこの年末年始は最大９連休で選択肢に幅があることから分散化傾向。そのため、人気方面でもまだ予約は間に合うという。航空券とホテルを組み合わせたダイナミックパッケージでの予約も増えてきている。 国内旅行では、ＵＳＪ「ハリー・ポッター」と大阪城３Ｄマッピングといった有力コンテンツを擁する大阪が前年比１５０％と好調。那覇線臨時就航と離島ブームの沖縄が今年も人気のほか、イルミネーションイベント「光の王国」の長崎・ハウステンボスも注目を集め、全体的には西日本の好調が目立つようだ。