来たぞ松葉ガニ 城崎温泉が恒例のCP/兵庫
松葉ガニのシーズン幕開けを告げる「城崎まるかじりキャンペーン」が11月11日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で開かれた。旅行会社やメディア関係者400人が出席した。キャンペーンは松葉ガニ漁解禁に合わせて行われるもので、今回で20回目。京阪神の旅行会社に兵庫県城崎温泉の冬とカニのイメージを合致させることがねらい。
冒頭、城崎エージェント協定旅館連合会の西村肇会長は「このキャンペーンを始めたのは阪神淡路大震災で大変な時からだったが、今日お集まりの皆様のおかげで20年続けることができました」と謝辞を述べた。
また「古き良き日本の温泉地を若い世代が守ってくれている」と述べ、城崎温泉の若手旅館経営者らの活動を紹介した。
同温泉で行われているミスゆかたコンテストで入賞し城崎温泉観光大使に任命されている安藤千尋さん、萩原早玲さん、松本志織さんが城崎温泉の魅力をPR。舞台芸術を中心のアーティストを支援する城崎国際アートセンターが今春開設したことや、11月16日まで開催する城崎温泉泊覧会などを説明した。
このあと松葉ガニの刺身や焼きガニ、但馬牛の鉄板焼、出石そば、地酒などが振る舞われた。城崎温泉に近い津居山漁港で水揚げされたばかりの松葉ガニが会場に運ばれ、格安で競り落とされた。
盛り上がったセリ
キャンペーンは城崎温泉観光協会(柴田誠会長)、同連合会、但馬漁協など地域が一体となって開催している。