【本の話をしよう】「清須会議」脚本家 三谷幸喜さん
≪敗者の生きざまにこそ、喜劇あり≫ 「脚本家や映画監督という一つの歯車に徹しながら、他の俳優さんやスタッフと一緒に制作するのが好きなんです。だから、小説を書くという孤独な作業は自分には向いていないと思ったのですが、昨年、50歳を迎え、“大感謝祭”として新作をたくさん発表した中で、小説も書こうと思いました」 テレビや映画などで次々とヒット作を連発してきた脚本家の三谷幸喜さん(50)が6月27日、初の歴史小説を出した。
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