両陛下「私的ご旅行」ながら八戸の震災復興状況ご視察 今も気にかけられ
天皇、皇后両陛下は24日、青森県八戸市を訪問された。同県ご訪問は24年ぶり。季節の風景などを楽しんでいただくための1泊2日の「私的ご旅行」だが、東日本大震災の被災地に心を寄せる両陛下は津波を受けた八戸港の状況も気にかけており、初日は同港の復興状況を視察される日程が組まれた。被害が甚大な岩手、宮城、福島に比べ、いっそう風化しがちな他の被災状況。だが、両陛下は震災から3年を経た今も忘れることなく、被災地にきめ細かく目を配られている。