【伝統×デザイン】手仕事の日本ふたたび 瀬戸 本業焼
愛知県瀬戸市は言うまでもなく、瀬戸物発祥の地。不純物の少ない良土に恵まれ、鎌倉時代に日本で初めて釉薬(ゆうやく)を本格的に使ったことで知られる。「自然がこの地で陶器を作れよとさながら命じているように思えます」。民芸運動を推進した思想家、柳宗悦(むねよし)も『手仕事の日本』(岩波文庫)で、この唯一無二の窯業の地をたたえている。
日本の旅行をもっと面白くする