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ラスカー賞の森教授「いずれ人の役に立つ研究を」 ノーベル賞登竜門

ラスカー賞の森教授「いずれ人の役に立つ研究を」 ノーベル賞登竜門
 ノーベル賞への登竜門とされ、米国で最も権威ある医学賞「ラスカー賞」の今年の受賞者に選ばれた京都大の森和俊教授(56)が9日京大で記者会見し、「これからはもっと基礎研究を進め、いずれ人の役に立つ研究にも取り組みたい」と話した。 森教授は「酵母を使って始めた地道な基礎研究に、米国医学会最高の賞が与えられたことをとてもうれしく、誇りに思っています」とした。 細胞内の小胞体と呼ばれる小器官で、タンパク質が正しく機能するためにどのような仕組みが働いているのかを解明。「今後もさらに研究を高めるべく一層努力します」と抱負を明らかにした。
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