日本の旅行をもっと面白くする

  • 掲載記事数: 173472件
Home > その他 > 【人界観望楼】MITシニアフェロー・岡本幸夫 良い、悪い集団的自衛権

【人界観望楼】MITシニアフェロー・岡本幸夫 良い、悪い集団的自衛権

【人界観望楼】MITシニアフェロー・岡本幸夫 良い、悪い集団的自衛権
 集団的自衛権に対しては、まっとうな反対論もあるが、「戦争の足音がひたひたと迫っている」という、例によっての巻き込まれ論も多い。1960年の日米安保条約採択の際にさんざんなされたあの議論だ。平和国家日本が米国の戦争に巻き込まれると。当時、ソ連のフルシチョフ首相は、安保条約を結べば日本は核攻撃を受けても文句を言えないと恫喝(どうかつ)した。しかし、岸信介首相が政治生命と引き換えに安保条約を成立させて以降、日本は戦争に近づいたか? 事実は逆だ。日本への攻撃は米国への攻撃と見なすという安保条約に守られて日本は稀(まれ)にみる平和の中に繁栄してきた。
この記事の続きをよむ

最新の旅行ニュースをお届け!