【病と生きる】演出家・中村龍史さん(63) 一日を大事に生きよう 限界破るのも自分自身
マッスルミュージカルなどを生みだした演出家、中村龍史さんは25歳のとき、遺伝性の難病、多発性嚢胞腎(のうほうじん)と診断された。引き締まった体に鋭い眼光、精悍(せいかん)な体つきからは想像もつかないが、腎機能が低下し、人工透析を開始して既に16年。「病気ごときで自分の人生を捨てたくない」。残った四臓六腑をフル回転させながら強い使命感で演劇界に新風を吹き込み続ける。
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