【北関東・名所巡り(9)】栃木・那須塩原市の「那須疏水」 不毛の原野を緑の大地に変えた開拓の立役者 国の重要文化財
栃木県北部の那須野が原はかつて、不毛の原野だった。明治時代に入り、新政府が失業士族などの授産事業として那須野が原開拓を進めたが、水利に乏しく入植者は田畑の水のほか、飲み水にも事欠き、てんびん棒におけを担いで遠くの川まで水をくみに行く日々が続いたという。
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