シリアの化学兵器原料、洋上廃棄がほぼ終了 OPCW
化学兵器禁止機関(OPCW)は13日、内戦下にあるシリアのアサド政権が申告していた化学兵器の原料の大部分が洋上で廃棄されたと発表した。米政府の船舶上で処理されたのは神経ガスのサリンやソマンの材料となる化学物質の約581トン。
同船「ケープ・レイ」上で未処理となっているのはマスタードガスの原料約19.8トン分のみで、この作業が終わればシリアから国外搬出された化学兵器原料の洋上廃棄は完全に終了する...
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