身元不明高齢者発見の切り札に 特設サイトで情報を公開 厚労省
行方不明となった認知症の高齢者が身元不明者として保護される事例が増えていることを受け、厚生労働省は5日、自治体がホームページ(HP)で公開している身元不明者の情報を一覧で見られる特設サイトを厚労省のHP内に設置した。現時点で情報をHPで公開しているのは千葉県と静岡県のみだが、今後広がるとみられる。田村憲久厚労相は閣議後の会見で「より多くの自治体が顔写真も含めて公開していただくことでひとつのネットワークができる」と期待を示した。