木曽は元気です(3) いつも通りの夏まつり
木曽地方の夏は災害に負けず、いつも通りの催しで観光客を出迎える。伝統の祭典に風情感じて
8月に入るといきなり真打ち登場。木曽の夏の風物詩「木曽踊り」が木曽町では8月1―16日に木曽福島・広小路で、植松町では14日にJR上松駅前で開かれる。木曽の民謡・木曽節にあわせて伝統の踊りに酔いしれる。木曽町では連日、保存会による指導もあるので参加したい。中津川市・馬籠宿で13―15日に催される盆踊り大会でも木曽節は登場する。
木祖村では2日に「木曽川源流夏祭り」を開催。木曽町で7―8日に開かれる「御嶽教大御神火祭」は信者が御嶽山登拝にあわせて行う火まつりだ。11―12日には塩尻市の諏訪神社で例大祭が行われるなど夏の神事が続く。
厳粛な「御神火祭」
13日の木曽町のイベントは、御嶽山を舞台にした日本一過酷な「スーパートライアスロン」から、魚のつかみどりなどが楽しめる「夏休み子ども体験ひろば」、皆で盛り上げる「ふるさと納涼祭」まで実にバラエティに富んだ組み合わせだ。
14日は木曽の英雄・木曽義仲を称える「旗揚げ祭り」。木曽町の義仲ゆかりのスポットで「らっぽしょ行列」や武者行列が行われる。南木曽町では伝統の「妻籠宿火まつり」を8月23日に開催予定にしている。
木曽義仲旗揚げ祭り「らっぽしょ行列」
木曽町観光協会【長野県】
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