地域情報の発信強化 JR旅連西日本、田岡会長が表明
JRグループ協定旅館ホテル連盟西日本地域本部(田岡茂会長、394会員)はこのほど、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で田岡会長を再選した。田岡会長は「JR西日本とは積極的に連携していきたい。特に魅力ある観光素材など地域の情報発信に力を入れたい。インバウンドとアウトバウンドの数字が逆転してきている。インバウンド対策にも取り組みたい」と話した。
副会長を務めるJR西日本営業本部の室博副本部長は「昨年の広島DCではJR利用の旅行商品が113%の販売増となり、ディスカバー・ウエスト・キャンペーンの旅行商品利用者数は43万人と好調だった。当社のインバウンドではきっぷの売上げが175%で、北近畿エリアの名探偵コナンミステリーツアーのインバウンド向け商品に約4500人の参加があった」と報告。そのあと2017年春に運行予定の豪華寝台列車も紹介した。
今年度事業としては(1)大阪ステーションシティ「フラワーアートミュージアム2014」への協賛(2)地域活性化と販売促進活動に向けた取り組みと支援(3)鉄道媒体などを活用した会員施設のPR(4)「ジパング倶楽部」に向けた魅力ある商品造成(5)インターネットの活用を行うことを決めた。