高齢者の大動脈弁狭窄症 切開しない新治療法(TAVI)が普及
心臓の大動脈の弁が固くなり、血液が流れにくくなって心不全などを起こす重症の大動脈弁狭窄(きょうさく)症の治療にカテーテルを使って人工弁を挿入する「経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)」という新治療法が普及し始めている。高齢などで胸部の切開による外科手術が不可能な患者が対象で、患者の負担が少なく、短期間で退院できる。昨年10月には保険償還も認められ、実施病院は全国で30カ所以上に増えている。
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