【就活コンシェルジュ】売り手市場でも企業は質重視
前回、好調な景況感を背景に、平成27年卒業予定の大学生の内定(内々定を含む)取得率が6割と、例年より速いペースで進んでいる一方、企業側の採用活動終了の割合は2割で、前年を下回っている現状をお伝えしました。就職みらい研究所の『採用活動中間調査2014(確定版)』では、内定出しの終了予定時期が7月以降という企業が全体の49・3%で、特に百貨店・スーパー・専門店などの小売業が66・7%、建設・不動産業が60・8%と多くなっています。企業にとっては採用難ともいえる状況下で、就職活動継続中の学生にとって、多くのチャンスがあるのは確かです。