【まぜこぜエクスプレス】マイノリティの子供を支援

　生まれ持った体の性別で生活することに苦痛を感じたり、同性が好きだと気づいたりと、学校でもさまざまな性に悩む子供たちがいる。２０１３年に発表された「教員のＬＧＢＴに対する意識調査」では、「同性愛や性同一性障害について教える必要があると思う」と答えた教員が６～７割に及んだにもかかわらず、「授業にＬＧＢＴを取り入れた」という回答は２割に満たなかった。冊子『教職員のためのセクシュアル・マイノリティサポートブック』は、教職員やＬＧＢＴ当事者を含む有志が集まり制作された。用語解説のほか、具体的な学校での支援から家族への支援までマイノリティの子供が自分らしく楽しい学校生活を送れるようサポートのヒントを紹介している。性と生を考える会（ｓａｙ－ｔｏ－ｓａｙ．ｃｏｍ）からダウンロードできる。