「植え込み型」拡大の補助人工心臓 在宅待機OKも移植待ち長期化、学会危機感
重い心臓病の患者が心臓移植を待つ間、低下した心機能を補う補助人工心臓。かつて装着患者は入院生活を余儀なくされたが、小型ポンプを体内に植える「植え込み型」が保険適用されたことで、在宅待機も可能となった。しかし、それは移植待機患者の増加と待機期間の長期化という新たな課題も生み出している。関係学会は、臓器提供増加には移植医療への社会の理解が欠かせないとして、啓発活動の強化を進めている。
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