きっかけは「売れ残りTシャツ」 現代アーティストの北川純氏
きっかけは稲妻のようなひらめきでも、燃え盛る情熱でもなかった――。「巨大ジッパー」の壁画などで知られる現代アーティストの北川純氏にとって、すべては「売れ残りのTシャツ」から始まった。
北川氏がアートの世界へ足を踏み入れたのは17年前、自作のTシャツを売り出した時のこと。挑発的なポーズの女性を描いた過激なデザインは消費者の好みに合わず、売れ残りを大量に抱えてしまった。
ある時ふと思い立って、そのT...
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