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訪日客に"リアル"な情報提供-ぐるなび情報ラウンジの取り組み(2)

訪日客に"リアル"な情報提供-ぐるなび情報ラウンジの取り組み(2)
食に関してはそう多くはない。ただ、イスラム圏やベジタリアンなど、食事メニューに制限があり飲食店の選択に悩む人が少なくない。特にハラルミールの人は魚のみの天ぷら、うどんのダシに肉を使っていないことなど具体的。村田さんたちはこうした要望を一つひとつ店に問い合わせて対応している。「大阪の食を世界へ」 また、独自の要望シートを作成。ランチかディナーか、料理の種類、値段、人数、エリアのほか、食べられない食材などについて書き込んでもらっている。これは客の要望を蓄積し、案内所業務を「外国人の目線で改善していく」ことにも役立てている。 ちなみに人気は「Japanese(和食)」「Sashimi」「Noodles」の順。意外と「Okonomiyaki」も人気がある。値段に対するこだわりはない。 村田さんは「私たちが今把握している英会話ができるスタッフがいて英訳メニューを用意しているお店は約60軒です。飲食店の皆様も徐々に意識が高まっています。東京オリンピックなど海外からの注目が高まる中で、外国人の受け入れを呼びかけています」。 案内する村田さん 自分たちも案内機能を高めて「大阪の食を世界にアピールしたい」と村田さん。インバウンドを手がける旅行会社との連携も視野に入れる。 →訪日客に"リアル"な情報提供-ぐるなび情報ラウンジの取り組み(1)に戻る 1 | 2
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