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「骨粗鬆症」に遺伝的要素 家族一緒に検査・治療を

「骨粗鬆症」に遺伝的要素 家族一緒に検査・治療を
 骨の内部が、すかすかになり骨折を起こしやすくなる「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」。自覚症状がないまま骨が弱ってくる病気であるが、50代以上の女性の3人に1人がかかっているという。骨が弱ってくるとはどういうことなのか。「骨にはカルシウムをためる働きがあります。カルシウムは骨や歯を形成し筋肉を動かすもとになるものです。しかし、骨にためておいたカルシウムは、血液中のカルシウムが減ってくると引き出されてしまいます。すると、骨吸収と骨形成のバランスが崩れ骨量の減少が起こり、骨粗鬆症になり骨が弱ってくるのです」と獨協医科大学産科婦人科教授の望月善子氏は話す。
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