"10・1"に向けて 国観連関東甲信越支部が総会
国際観光旅館連盟関東甲信越支部(190軒、笹本森雄支部長=山梨県湯村温泉・常磐ホテル)はこのほど、東京・神田駿河台の龍名館本店で2012年度総会を開いた。笹本支部長はあいさつで「10月1日の日本観光旅館連盟との合併に向け、両組織から代表者を出し協議を進めています。協議をもとに、6月21日の国観連総会で再度合併案を提案したい」と話し、理解を求めた。
総会には長らく国観連の会長を務めた福田彰・顧問も元気な姿を見せ、「私たちは文化はつくれませんが、旅館という商売は文化を継承できます。旅館経営に誇りを持ってください」と後輩の旅館経営者にエールを送った。
国際観光旅館連盟が公益法人改革に基づき4月1日付けで一般社団法人に移行したのに伴い、各支部は各運輸局単位の構成となる。そのため同支部は関東運輸局と北陸信越運輸局管内の都県で構成される支部へと再編される。長野と新潟の旅館が所属する支部として最後の総会となった。