九州巡る豪華寝台列車「ななつ星」来秋運行 JR九州
JR九州は2013年10月から、クルーズトレイン「ななつ星in 九州」を運行する。7両編成の客車にスイート14室とラウンジなどを備えた豪華寝台列車。九州を一周する3泊4日のコースと、北部九州を巡る1泊2日コースを週1回ずつ運行する。国内だけでなくアジアの富裕層の利用を見込む。列車名の「ななつ星」は、九州7つの県と7つの観光素材(自然、食、温泉、歴史文化、パワースポット、人情、列車)を表現している。
7両編成の車両はラウンジカー、ダイニングカー、客車5両で、スイート12室、DXスイート2室の定員28人。和のクルーズをコンセプトに、九州新幹線などを手がけた水戸岡鋭治さんがデザインした。
「ななつ星」の機関車
最後尾のラウンジカー(予想図)
ツアーは博多発着の2種類で、3泊4日コースは由布院、宮崎、鹿児島、阿蘇などを周遊し霧島では旅館に泊まる。1泊2日コースは長崎、阿蘇、由布院を巡る。「鉄道による新しい旅を生み出す」とし、コースは半年ごとに変更する。ツアー代金は8月下旬に発表する。