日本の「宿屋」を変える 6月25日に横浜市で宿研サミット
日本の「宿屋」を変える―をテーマに「宿研キズナサミット2014」が6月25日、横浜市西区の横浜ベイホテル東急で開かれる。基調講演やワークショップを通じて、旅館ホテルの経営者らが集まり、将来の観光産業について考える。サミットは、インターネットマーケティングを中心とした宿泊施設の総合プロデュースを行う宿泊予約経営研究所(末吉秀典社長)の主催。今年で3回目で、毎年全国から100人を超える宿泊業界関係者が出席している。
今回は、経営コンサルタント・フリーパレット集客施設研究所代表の藤村正宏さんが基調講演を行う。モノではなく体験を売るという意味のエクスペリエンス・マーケティングを提唱する藤村さんが「安売りするな!価値を売れ!」と題して、繁盛する「宿屋」になるために価値を生み出す"関係性"をどう作るかを紹介する。
ワークショップでは、参加者が相互に「宿屋」に泊まる体験価値を見直し、宿泊客の「宿屋」に対する認識を変え、「宿屋」に注目が集まる仕組みを実践的に学ぶ。また、この1年間で売上げを大きく伸ばした宿泊施設経営者の功績を称え、賞を贈るとともに、売上げが伸びた要因や取り組み事例を紹介する「宿研アワード授賞式」も行う。
現在サミット参加者を募集しており、http://www.yadoken.net/kizuna2014/2014.htmlから申し込みできる。定員は150人。参加費は1万800円(懇親会費・消費税込み)で、2人目以降は8640円(同)。